経営シミュレーション


損益分岐点グラフ

【建設業の入力パターン①】


 損益分岐点グラフ(Break-even chart)で、緑ラインが売上高、青ラインが固定費、赤ラインが外注費(仕入原価)、x軸が販売数量、y軸が金額を表します。損益分岐点は緑と赤のラインが交わるポイントです。

 建設業では赤ラインのy軸上の点(初期値200)が固定費(300)より下にあるため、販売数量が一定数(20%)を超えるまでは外注費(仕入原価)が発生しません。その後、販売数量が増えるに従って外注費(仕入原価)率が上昇します。


【卸売業の入力パターン②】


 卸売業は外注費=仕入高の事業であり、売上高と仕入高が初期から連動するパターンです。出力結果から仕入原価率が一定に保たれていることが分かりますが、そのためには仕入単価の上昇を適正に売上単価に転嫁することが大切です。


【入力パターン①】

 A. 売上高 ☚ (B+C)以上

 B. 固定費 ☚ D以上

 C. 外注費(仕入原価)

 D. 初期値 ☚ いろいろな値を入れてシミュレーションしてみてください。


【入力パターン②】

 A. 売上高 ☚ (B+C)以上

 B. 固定費 ☚ D以下

 C. 外注費(仕入原価)

 D. 損益分岐点売上高 ☚ いろいろな値を入れてシミュレーションしてみてください。